塗装が剥がれたら要注意!劣化サインとその対策
宇都宮市、那須塩原市、栃木市、鹿沼市の向上を中心に外壁塗装工事・屋根塗装工事、リフォームメンテナンスを専門としている株式会社とちのき塗装テックの有賀です!
「工場を建てて10年が経つけど、もうそろそろ塗装したほうが良いのかな?」
「だんだん屋根や外壁が痛んできたけどどうすれば良いのかな?」
といったお悩みはございませんか?
今回のブログでは、劣化のサインとその対策についてお話していきます。
はじめに
工場の建物は、日々過酷な環境にさらされています。紫外線、風雨、粉塵、化学薬品などなど、、、これらが長年にわたって外壁や屋根、床などにダメージを与え、塗装が剥がれたり、変色、ひび割れなどの劣化が起こります。
第1章:塗装が剥がれる原因とは?
塗装が剥がれる原因は複数ありますが、大きく分けて以下のような要因が挙げられます。
1. 経年劣化
塗料は時間とともにその性能が落ち、接着力が低下します。一般的に塗装の寿命は7~15年程度とされています。
2. 紫外線や雨風の影響
屋外にある部分は常に紫外線や風雨にさらされており、塗膜が劣化しやすくなります。特に南向きの壁面や屋根は要注意です。
3. 下地の劣化や処理不良
下地が傷んでいたり、施工時の下地処理が不十分な場合、塗膜が密着せず剥がれることがあります。
4. 塗料選定ミス
用途や環境に適していない塗料を使用した場合、想定よりも早く剥がれたり、膨れやひび割れが発生します。
第2章:塗装の劣化サインを見逃すな!
塗装の劣化は初期段階で対処することが重要です。以下のようなサインが見られたら、早めの対応をおすすめします。
1. チョーキング(白亜化)
手で触ると白い粉がつく現象。塗膜の樹脂が分解され、顔料が表面に出てきた状態です。
2. ひび割れ(クラック)
細かなひびから大きな割れまで、塗膜や下地がひび割れることで水の侵入リスクが高まります。
3. 塗膜の膨れや剥がれ
水分が入り込むと塗膜が浮いて膨れたり、剥がれる原因になります。
4. 色褪せや変色
美観の低下だけでなく、防水性や防錆性能の低下にもつながります。
5. 錆の発生
鉄部に錆が見える場合は塗膜の機能が失われている証拠です。
工場の壁にこのような色あせはございませんか?
ひび割れなども見える場合は要注意です!
工場の屋根は折板屋根と呼ばれ、金属製が多くなっております。
折板屋根は劣化すると錆が発生し腐食や穴あきといった雨漏りに直結する危険があります。
第3章:劣化を放置した場合のリスク
塗装の劣化を放置すると、次のようなリスクが高まります。
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建物の腐食・雨漏り:水分が侵入し、構造体の腐食が進行します。
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修繕費の増加:初期対応なら数十万円で済む工事が、放置によって数百万円規模になることも。
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生産ラインへの影響:漏水やサビによって機器トラブルが発生する可能性も。
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従業員の安全性低下:滑りやすい床、劣化による粉塵など健康被害のリスクも。
第4章:今すぐできる劣化チェックリスト
工場の維持管理担当者が定期的に確認すべきポイントを以下にまとめます。
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外壁や屋根に白い粉はついていないか?
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色褪せて見える部分はないか?
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壁や床にひび割れはあるか?
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鉄部に錆が見える箇所はないか?
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雨の後に水たまりや雨染みができていないか?
第5章:劣化が見つかった時の対処法
劣化が見つかった場合、以下のステップで対応しましょう。
1. 状況の記録
劣化箇所を写真で記録し、発見日時や状況を残しておきます。
2. 専門業者に相談
塗装専門のリフォーム会社に調査を依頼。無料診断を実施している業者も多くあります。
3. 補修・再塗装の計画
塗装の種類や工程、工事日程などを業者と相談して計画を立てます。
4. 工事中の配慮
操業中の塗装工事には防音・防臭・安全対策が必要。工場稼働を止めずに工事するノウハウがある業者を選びましょう。
第6章:信頼できる塗装業者の選び方
ポイント1:工場塗装の実績があるか?
実績写真や導入事例を公開している業者は信頼性が高いです。
ポイント2:診断・見積が丁寧か?
表面的な診断ではなく、下地や構造も含めて調査する業者を選びましょう。
ポイント3:保証内容は明確か?
保証期間や保証範囲が明確であることは重要です。
ポイント4:施工後のアフター対応があるか?
定期点検やメンテナンスサービスがあると安心です。
おわりに
塗装の劣化は小さなサインから始まりますが、放置することで大きな問題へと発展します。早期発見・早期対応が、工場の資産価値を守り、生産性や安全性の維持につながります。
塗装の剥がれが気になったら、まずは専門業者へ相談してみましょう。