工場倉庫の塗装で「中間マージン」を取られていませんか?|栃木県の塗装専門店とちのき塗装テック
皆さま こんにちは。
工場、倉庫の屋根&外壁塗装・雨漏り専門店とちのき塗装テックと申します。
この度は弊社のウリの一つであります、自社施工に関して書いてみようと思います。
自社施工とは?
自社施工とは、自社で雇用している職人が施工を行なう事です。中間に会社が入っていないので余計なマージンが取られないというメリットがあります。また、自社職人が工事を行うので、自社の考え方に合った工事を行うことができます。一方でデメリットもあり、職人を管理できていない会社の場合は適当な工事をしてしまう可能性があるという面もあるので注意が必要です。
なぜ下請け職人の塗装工事がいけないのか?
一般的に塗装業界では、下請け業者に工事依頼するのが一般的で、その場合は中間マージンが発生し価格が高くなる面もありますが、言った言わないの伝達の問題や工事品質の問題、どのような考え方で塗装工事を行うのかといった、塗装工事トータルで問題が発生しているケースも散見されます。
例えば、自社に来た塗装会社の営業は感じが良く、説明も分かりやすく印象が良かったので契約をしたものの、
いざ工場倉庫の塗装工事が始まると、下請け業者が来て対応は無愛想で、大した説明もせず現場に入り、適当な工事をされてしまい、結果的に満足のいく工場倉庫の塗装工事をする事ができなかっ たという事例を聞いたことがあります。
自社職人だから全て良いという訳では必ずしもありませんが、お客様の要望が中間業者を置かずに直接職人まで届けられる(日々の改善活動で様々な事例を共有されていて意思疎通がしやすい)のも自社施工のメリットなので、工事内容を職人に対してしっかり理解してもらう事ができます。
このように、お客様の要望や会社ごとで異なる安全対策の方法や、どこから出入りしたら良いとか、足場は出入り口に建ててはいけないとか、そのような工事中にご迷惑をかけない配慮の面でも自社施工の強みが活きる場面なのです。
そして、工場倉庫のご担当者様がよく仰る中間マージンにおいても自社施工のメリットはあります。
建設会社や工務店、リフォーム会社、電気工事会社の場合は、本来私たちのような塗装工事を請け負う業者でかかる費用から20~40%も高くなることがあるため、工場倉庫の屋根塗装、外壁塗装をする方は知った上で見積もり比較をしなくてはいけません。
工場倉庫の屋根塗装、外壁塗装、塗床工事、雨漏り補修を行う際は、ぜひ自社施工である塗装業者を選ぶようにしましょう。
下記、各社ごとのメリット・デメリットです。
1.建設会社、工務店
提案力:▲ 担当者によってムラがある。知識は塗装業者より劣る可能性が非常に高い。
技術力:▲ 施工管理を含めて下請け丸投げが多いので、下請け職人の技術力でムラがでる。
中間マージン:× 管理費、施工費、塗料のすべてで中間マージンが発生し、自社施工の20%~40%以上高いことが多い。
2.塗料メーカー
提案力:▲ 担当者によってムラがある。塗料知識は塗装業者より優れているが、工事の事は無知な可能性が高い。
技術力:▲ 下請けに丸投げ。無理な値引きを行うことによって手抜き工事による品質低下の恐れあり。
中間マージン:× 管理費、施工費、塗料のすべてで中間マージンが発生し、自社施工の20%~40%以上高いことが多い。
3.専門塗装業者(営業主体で施工は下請け)
提案力:○ 塗装知識は豊富で経験に基づくアドバイスがもらえる可能性が高い。
技術力:○ 下請け職人によって技術力にムラがでる。
中間マージン:▲ 営業職の経費と歩合により、自社施工の20%~30%以上高い事が多い。
4.専門塗装業者(自社施工の工事会社)
提案力:◎ 塗装知識が豊富な専門家が提案をするため、有益なアドバイスがもらえる。
技術力:◎ 職人や現場管理に経費をかけるので品質は高い。
中間マージン:◎ 中間業者がいないため中間マージンが0円。最低限の費用で済みます。
5.銀行からの紹介
技術力:▲ 施工管理を含めて知り合いの業者丸投げが多いので、職人の技術力でムラがでる。
信頼できる業者を精査しているわけではない。
紹介料の発生:× 塗装業者より銀行へ紹介料が発生するため、その分が価格に転嫁されます。
中間マージン:▲ 管理費、施工費、塗料のすべてで中間マージンが発生し、自社施工の20%~40%以上高いことが多い。
以上が、業者ごとのメリットデメリットの図でした。
新型コロナウイルスで日本全体が不景気で、好調な会社も今後が不透明な中で、
「昔からの付き合いだから・・・」
という理由で払わなくても良い費用(中間マージン)を払っている会社様が多くいらっしゃいます。
特に工場倉庫の屋根塗装、外壁塗装になると、
工事金額が500万円~4000万円と幅広いですが、それでも中間マージンが200万円~1600万円かかっています。(マージン40%の場合)
それだけの費用が浮いたとしたら、皆様の会社はどのくらい儲かるでしょうか? 商用車が何台新車で購入できるでしょうか?
また、皆様の会社も経営努力でライバル企業より経費を節約されている中で、このような部分の経費がかかり、競争優位性を損ねている事をご存じない方が大半です。という事はこの事を知り、きちんと「餅は餅屋。塗装は塗装屋。」という事で、中間マージン0で依頼しているかどうかだけが勝負の分かれ目です。隣のライバル企業はもしかしたら既に取り組んでいるかもしれません。
そのため、最近では弊社のような自社施工を貫いている塗装業者が工場倉庫の担当者様から現調依頼、見積り依頼をされ、
「こんなに安くできるの?!」
「それだったら前回の工場の塗装工事も頼んどけば・・・」
と後悔されている会社様が多いのも事実です。
私たちにできる事といったら、良い塗装工事を適正な価格で、地道にコツコツと塗装して、お客様の建物の寿命を伸ばすための塗装工事を行うだけです。技術力を追及して、少しでも塗料の最大性能を引き出し、メーカーの出している実験値に近づけるための自己研鑽のみです。
もし、ぜひこの記事をお読みの方の会社様が1円でも経費を無駄にしないよう祈念しながら、本記事を終わりにしたいと思います。
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